日本セキュリティーアンドサービス、富士通、総合警備保障、あいおい損害保険など8社は、自動車盗難防止システム「Keep−eye」(キープアイ)を開発し、2003年3月から販売を開始する、と発表した。オペレーターが24時間・365日、車両の状態を常時監視する。
新サービスは、車両の常時監視だけでなく、国内で初めて、GPS(全世界測位システム)とPHSによるダブル位置検索システムを搭載した。遠隔操作によるドアロック開錠や、ロードアシスタントサービスの提供、各種情報サービスなどを行う。
緊急時には、顧客の連絡先(5カ所まで登録が可能)にオペレーターが連絡し、顧客の要請に応じて警備会社が現場に急行するほか、状況に応じて警察に連絡するといった対応を行う。
料金は、車載端末代に5万5000円が必要だが、月額利用料は1980円からと、低額に抑えた。同サービスを受けることで、あいおい損保の自動車保険(車両保険)が5%割り引きとなる。