建設重機を使ったATM強奪事件---容疑者3人を逮捕

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神奈川県警は9日、盗んだ重機でATM(現金自動預払機)を破壊し、現金を盗もうとしていた36歳の男ら3人を窃盗、同未遂の容疑で逮捕したことを明らかにした。神奈川県内では同様の事件が多発しており、警察では全ての事件との関連を調べる方針。

神奈川県警・捜査3課などの調べによると、今回逮捕された3人は今年7月12日から13日にかけ、秦野市内の建設現場からトラックとパワーショベルを盗み出し、13日未明に伊勢原市串橋にある消費者金融のATMを破壊して現金を盗もうとした。しかし、この際にはATMの破壊に手間取り、現金を奪取できないまま現場から逃走している。

今回逮捕された3人のうち、主犯格と見られる36歳の男は別の窃盗容疑で逮捕された経歴があるが、処分保留で釈放されていた。また、同時に逮捕された2人ついては覚せい剤取締法違反の罪で起訴されたこともあるという。

首都圏では盗んだ建設重機で深夜から未明の時間帯にATMを襲撃。現金が納められた筐体ごと持ち去るという荒っぽい手口の事件が相次いでいる。最も多く発生しているのが神奈川県ということから、今回逮捕された容疑者がこのうち数件の犯行に関与している可能性も高いとして、慎重に捜査を進めていく方針だ。

《石田真一》

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