ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ

ポルシェ デザイン タワー バンコク
ポルシェ デザイン タワー バンコク全 5 枚

リストインターナショナルリアルティ(LIR)東京オフィスと同タイランド(LIRタイオフィス)は、アジア初のポルシェをモチーフとしたレジデンス「ポルシェ デザイン タワー バンコク」の一般販売は2025年9月末から開始する。分譲価格は約20億6480万円から最高72億5000万円を見込む。

LIRタイオフィスは2018年に高級不動産仲介ブランド「サザビーズ インターナショナル リアルティ」のタイ国内独占営業権を取得し、タイ国内外の富裕層向け高級不動産売買を展開してきた。2024年11月に今回の物件の販売権利を獲得し、6月25日にLIR東京オフィスと共同で日本人向けに初の先行案内イベントを実施した。

日本での先行案内会を2025年6月25日にポルシェ銀座スタジオで開催日本での先行案内会を2025年6月25日にポルシェ銀座スタジオで開催

イベントでは本物件の紹介に加え、LIRタイオフィス責任者によるアジア不動産マーケットの最新動向説明や、ポルシェ専属レーサー北園翔太氏のトークショーも行われた。

ポルシェ デザイン タワー バンコクの特徴として、愛車を保管できるラグジュアリーガレージ「パッションスペース」が併設されている点が挙げられる。購入者の好みに合わせてカスタマイズすることができ、イベント会場など社交の場や様々な趣味を楽しむための多目的スペースとして活用できる。

外観のエントランス付近は、ポルシェのコンセプトカー「ミッションR」のデザインからヒントを得た外骨格「Xフレーム」を採用した象徴的なデザインとなっている。

ポルシェ デザイン タワー バンコクポルシェ デザイン タワー バンコク

高層部のファザードには、『911タルガ』のルーフメカニズムから着想を得た完全自動化テラス・ドアシステムを備えており、スイッチひとつで屋内と屋外の生活をシームレスに融合することができる。

室内では高級素材を使った豪華な家具のほか、キッチンには最新設備を設置予定だ。また、共有施設として25mプール、フィットネスセンター、スパ、ビジネスラウンジなどが完備されている。

この物件はポルシェの理念を反映したライフスタイルブランド「ポルシェデザイン」が手がける。1963年にフェルディナンド・アレクサンダー・ポルシェが生み出したポルシェ『911』のデザイン哲学を基に、1972年に設立されたブランドだ。高度な技術革新と機能性を融合した製品を展開している。

ポルシェ デザイン タワー バンコクポルシェ デザイン タワー バンコク

また、開発はバンコクのBTS沿線でコンドミニアム開発を手がけるアナンダ・ディベロップメントが担当。スタイリッシュで現代的な住まいをリーズナブルな価格で提供し、都市型ライフスタイルに対応した革新的な住宅ソリューションを展開している。

リストグループは今後も「サザビーズ インターナショナル リアルティ」のグローバルネットワークを活用し、国内外の顧客に質の高い不動産を提供していくとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェデザインのタワマンは最高72億5000万円、アジア初バンコクの物件が日本発売へ
  2. 劇的に流麗! アウディ『Q3スポーツバック』新型に備えよ
  3. 元世界王者レイニー、34年ぶりのラグナセカを特別なヤマハ『XSR900 GP』で駆け抜ける
  4. ルノー、新型SUV『ボレアル』発表…世界70か国以上に投入へ
  5. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
ランキングをもっと見る