GM(ゼネラルモーターズ)は、コンピューター制御式ツーリングシステム「C-Flex」(シーフレックス)を車体工場に導入、生産システムの効率改善を図ったと発表した。
シーフレックスは、フロアパン、トランクリッド、エンジンルームなど、車種ごとに形状の異なるボディコンポーネンツを同一のコンピューター制御式工作機械及びロボットで溶接することが可能だ。
GMでは、シーフレックスの導入で、車体工場の延べ床面積の15万平方メートルと今後新商品を導入する際に必要となるコストのうち、1億ドル(約120億円)の削減を目指すとしている。
シーフレックスを最初に導入したのは、オクラホマシティにある中型SUV組み立て工場で、次に導入するのは来年に日本向けに導入するキャデラックCTSを生産しているランシング・グランドリバー組み立て工場で、ここでは2003年夏にキャデラック『SRX』の生産開始を予定している。
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