低コストの配車・位置情報システム---NTTネオメイト『EXPLANET』、03年1月から

自動車 テクノロジー ITS

NTTネオメイトでは、GIS=地理情報システム・ソリューションサービス『EXPLANET』(エクスプラネット)を2003年1月6日から開始する。今回、第1弾として、配車システムやトラック情報ネットワークシステム、道路標識等管理システムの3種類の位置情報管理サービスを提供する。

提供する基本的なサービスはSI(システムインテグレーション)としてオーダーメイドシステムとなるが、ASPやパッケージサービスの提供も行う。NTTネオメイトが通信事業者として培ってきたノウハウ・技術と地域密着したサービスーネットワークを活用し、ソリューション提案からメンテナンスまでを推進する本格的なGISソリューションサービスとなる。

配車支援システムは様々な企業がサービスを提供しているが、コストが回収できないなどの不満がユーザーから寄せられることが多かったという。そこで、「EXPLANET配車支援システム」は、移動端末としてGPS付PDA端末を用い、DoCoMoのDoPa網を利用して位置・状態に関する情報をネオメイトグループが運用するASPセンターにリアルタイムで送信する。ASPセンターに集積された情報は事務所の管理用PC端末に送信され、配車オペレーターは車両の位置情報をリアルタイムで把握することが可能となる。

位置情報をリアルタイムに管理側に教えるには、通信を頻繁に行うなどコストがかかったが、「EXPLANET配車支援システム」では通信コストを低減するために営業エリア内にいる車両のみとの通信を行うなどの機能を搭載している。また、移動端末としてPDA、ソフトウェアとしてPF構造を採用したことでアプリケーションの追加などが容易に行えるなどの特長を持つ。

通信管理費は、移動端末で1台あたり2000円から、管理PC端末は2万円からとなる。工事費などは別途費用が必要となる。

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《編集部》

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