【トヨタ『ウィッシュ』発表】ライバルとそっくりなのは7人乗りということだけで

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【トヨタ『ウィッシュ』発表】ライバルとそっくりなのは7人乗りということだけで
【トヨタ『ウィッシュ』発表】ライバルとそっくりなのは7人乗りということだけで 全 3 枚 拡大写真

昨年の東京モーターショーに出品された際にも「作る側としてはホンダ『ストリーム』を意識していない」と説明していたトヨタの宮崎満則デザイナーに改めて『ウィッシュ』のデザインコンセプトを聞いてみた。作る段階で本当にストリームを意識していなかったのか、それがずっと気になっていたからだ。

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「このプロジェクトが立ち上がったのは1999年で、流れるようなラインのクルマを作る、ということでした」と、当時の状況を振り返る。

「当時は“スチール・エッグ”と呼んでいましたが、これまでにない流れるようなデザインのミニバンが欲しかった。7人乗りにしようというのは後から追いかけてきたもので、ストリームが出たときにもショックは無かったです。似ているんじゃないか、とはよく言われますが、作った側としては“7人乗りってこと以外はどこも似てないだろう”というのが本音なので…」と語る。

そんな宮崎さんに「ウィッシュのデザインで一番見て欲しい部分は?」と尋ねてみた。開口一番で出てきたのは「リアの曲線」ということ。Dピラーをガラスの内側に配し、バックドアの曲面ガラスと一体化させて見せるという点では苦労したらしい。「コスト面では多少泣いてもらった」というが、その甲斐はあったといえる素晴らしい仕上がりだ。

《石田真一》

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