カーナビで駐車場案内---双方向通信による実験「空き情報とユーザーの好み」

自動車 テクノロジー ITS
カーナビで駐車場案内---双方向通信による実験「空き情報とユーザーの好み」
カーナビで駐車場案内---双方向通信による実験「空き情報とユーザーの好み」 全 1 枚 拡大写真

東京都都市計画局と東京都駐車場公社は、カーナビによってクルマ利用者を駐車場へ適切に案内・誘導するシステム「ITカーナビ駐車場案内・誘導システム」を開発中で、実用化に向けた試行を2月中旬から実施する。ここでいうITカーナビとは、携帯電話などを利用して通信・情報サービスのできるカーナビをさす。

路上駐車や駐車場への入庫待ちを削減し、交通混雑の緩和を図ることが目的。利用者の「車両サイズ」、「駐車場を選ぶときの好み=嗜好条件」や駐車場の空き情報を、システムとカーナビが双方向に通信し、利用者の条件に合った駐車場までクルマを案内・誘導する。すでに東京都都市計画局は国土交通省とともに同様の「渋谷スマートパーキング社会実験2002」を実施し、このサービスが交通の円滑化に寄与することを確認している。

今回の実験では、前回の実験より規模を拡大し、また一般利用が始まったカーテレマティクス・サービスの「モネ@ナビ」「インターナビプレミアムクラブ」「カーウイングス」と連携した実験が行なわれる。駐車場検索には東京都駐車場公社の「s-park」サービスを利用する。

実施期間:
2003年2月17日(月)から3月31日(月)まで
実施地域:
東京都・渋谷駅、新宿駅、池袋駅、町田駅の周辺

 ●なんなんだ?! メールマガジン「デイリーニュースランキング」では毎日の記事の中からオートアスキー編集部が選んだおすすめ記事をランキングにしてお届け。自動車業界のトレンドをウォッチング!---

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  2. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. ポルシェ『カイエン』新型、新世代のデジタルコックピットとAI音声操作を搭載
  5. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る