2002年の輸出実績……2年ぶりプラス

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日本自動車工業会が29日発表した2002年の自動車輸出実績は、前の年にくらべ12.8%増の469万8726台となり、2年ぶりのプラスになった。アジア、北米向けの輸出が大きく伸び、全メーカーがプラスになった。

アジアへの輸出は前年比21.5%増の42万6692台となり、2年ぶりに前年を上回った。2ケタの大きな伸びになったのは、東南アジアの市場が回復してきたほか、中国への輸出が大幅に伸びたことによるもの。中国向け輸出は、個人消費の高まりで市場が拡大したことや、日本車への報復関税措置が撤廃されたことにより、大幅に増加した。

北米向けは前年比15.6%増の207万6296台で、2年ぶりに増加した。このうち、米国は同14.6%増の184万1635台。02年の米国市場は1680万台と前年比微減だったが、日本車は新型車の積極的な投入により、輸出車の販売が伸びた。

《編集部》

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