燃料電池車、米国の大逆襲が始まる? ---ブッシュ大統領の一般教書演説

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燃料電池車、米国の大逆襲が始まる? ---ブッシュ大統領の一般教書演説
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ブッシュ米大統領が28日行った一般教書演説で、米政府が自動車メーカーと新たな燃料電池車開発プロジェクトに乗り出すことが明らかになった。国家予算として総額12億ドル(約1430億円)を投じるもので、市販化でトヨタ自動車、ホンダの日本勢に遅れを取った米国の官民による巻き返しが本格化することになる。

プロジェクトは「フリーダム・フューエル」計画。自動車メーカーはGM(ゼネラル・モーターズ)、フォードモーター、ダイムラークライスラーの米クライスラー部門のビッグスリーが参画する予定だ。総予算のうち、今後5年間で7億2000万ドルを投入し、早期の開発促進を目指す。

米政府は、昨年1月の北米国際自動車ショーで、スペンサー・エイブラハム・エネルギー省長官が、燃料電池車の開発プロジェクトとして「フリーダム・カー」計画を発表していたが、新計画はこれを資金面から拡大発展させるものとなる。米政府はクリントン政権時代の1993年から、省燃費車の開発を促進する「PNGV(自動車新世代協力計画)」を推進、9年間で総額15億ドルを投じてきた経緯もある。

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《レスポンス編集部》

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