【日産デザイン特別講義】腰を入れてバサッと限界を超える

モータースポーツ/エンタメ エンタメ・イベント
【日産デザイン特別講義】腰を入れてバサッと限界を超える
【日産デザイン特別講義】腰を入れてバサッと限界を超える 全 1 枚 拡大写真

5日、東京都江戸川区のデザイン専門学校TCA(東京コミュニケーションアート)において、日産自動車の中村史郎デザイン本部長兼常務取締役が特別講義を行なった。講義は学生の質問に中村本部長が答える形で進行した。

学生:アイデアを立体化するモデラーにとって大切なことは何ですか。

中村:日本人モデラーはひじから先だけしか動かさずにちまちまクレイモデル(粘土模型)を削るんですね。外国人モデラーは腰を入れて、全身を使って、バサッと削るんですよ。

善し悪しで、日本人のモデリングは繊細で微妙なんですが、大胆な発想は生まれにくいですね。限界というのは超えてみないとどこが限界だか分かりません。バサッと削り過ぎて、これではいかんと引き戻す。そうすればここまでやればいいという限界が見えてきます。

コンピューター・グラフィックスが発達していますが、立体モデルはなくならないでしょう。モデラーの感性はコンピューターに置き換えられません。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る