【トヨタ、国内販売網を再編】レクサス店も展開

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【トヨタ、国内販売網を再編】レクサス店も展開
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トヨタ自動車は、1980年に構築した現行の国内販売網を大幅に見直す。米国で成功している高級車チャンネル「レクサス」を2005年から展開するとともに、現行5チャンネルの販売系列のうち「ネッツトヨタ」と「トヨタビスタ」を04年中にも統合する。20数年ぶりの再編により、低迷気味の国内販売をテコ入れする。14日午後に正式発表する予定。

レクサスは1989年から北米第2チャンネルとして展開したもので、昨年、米国では約23万4000台(前年比4.5%増)を販売、車の品質面でも最も高い評価を得ている。『LS430』(日本名トヨタ『セルシオ』)『GS430』(同トヨタ『アリスト』)、『RX300』(同トヨタ『ハリアー』)などを日本から輸出している。国内展開に当たってはこれらの車種を米国と同一ブランドで販売、高級車イメージを高める。

一方、既存チャンネルのうちネッツ(66社)とビスタ(66社)を統合するが、存続店舗名はネッツとなる見通し。ビスタは『ヴェロッサ』、『クルーガーV』といった専売車種をもつものの、チャンネルの位置付けが明確さを欠いている。98年9月に旧トヨタオート店を衣更えしたネッツと統合することで、若者向け販売網を拡充する。トヨタの02年の国内販売は前年比0.2%減の168万台と2年続けてマイナスとなっている。

《レスポンス編集部》

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