犯人のクルマは白だ、いいや黒だった---愉快犯は捜査のかく乱も狙った?

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16日夜、大阪府豊中市などで走行中のクルマから歩行者に向けて墨汁のようなものを浴びせかける被害が相次いだ。警察では歩行者を狙った悪質な嫌がらせ事件とみて捜査を続けている。

大阪府警・豊中署、豊中南署の調べによると、事件が起きたのは16日の午後7時30分から9時ごろにかけての時間帯だという。豊中市内の7カ所で、歩道を歩いている人や信号待ちをしている人に対し、通りがかったクルマから墨汁とみられる黒い液体を浴びせかけられるという被害が相次いだ。警察が把握しているだけで7件、20人の被害が出ている。

手口はいずれも共通しており、後方からゆっくりと走ってきたクルマの窓からいきなり液体が浴びせかけられるというもの。直後にクルマはスピードを上げて逃走するが、車内から若い男の笑い声が聞こえたとの証言もある。被害者によって「白いクルマだった」、「黒いクルマだった」など、証言に食い違いがあるという。

犯行エリアは半径1.5km圏内に集中しており、時間帯も接近している。警察では被害者の見間違いではなく、今回の犯行には白黒2台のクルマが関与したとほぼ断定。悪質ないたずらとみて器物損壊容疑で捜査を続けている。

《石田真一》

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