ニューヨークでは登録更新用紙も収入源に

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アメリカ、ニューヨーク州が、ドライバーから得る財政収入の新たな方法をあみ出し、実施に移した。ドライバーから直接に州が得る収入としては違反切符による罰金が挙げられるが、今回の方法はドライバーの懐を痛めない。

アメリカではDMV(Department of Motor Vehicles=陸運局)が毎年各ドライバーに自動車登録の更新書類を送付し、登録料を徴収する。今回州政府が考えた方法とは、この更新用紙の一部スペースに一般企業の広告を掲載する、というものだ。これによって更新用紙の印刷、郵送などの費用が75万ドル=約8800万円も軽減されるという。

ちなみにアメリカでは自動車免許の取得方法(試験内容)、自動車の登録費用などは州によって定められており、DMVも各州ごとの運営となっている。

ただしアルコール、タバコ、武器などの広告はお断りで、「健全」な広告のみが対象になると言う。とりあえずは実験的に導入されているが、結果次第では今後永久的に導入される。それにしても自動車の登録用紙にまで広告とは、アメリカの合理主義精神の現れ?

《Sachiko Hijikata, US editor》

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