中学生運転のクルマ、電柱にアタック---1人死亡

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25日未明、岐阜県海津町内の県道で、15歳の少年が運転する乗用車が道路脇の電柱に激突し、大破するという事故が起きた。この事故で後部座席に乗っていた16歳の男子高校生が全身を強く打って死亡。15歳の男子中学生3人が重軽傷を負った。警察ではスピードの出しすぎが事故の原因とみている。

岐阜県警・海津署の調べによると、事故が起きたのは25日の午前2時ごろだという。海津町福江の県道を走っていた乗用車が道路脇の電柱に激突し、大破するという事故が起きた。クルマには4人の少年が乗っていたが、後部座席にいたとみられる16歳の少年が全員打撲で即死。15歳の中学生3人が肩の骨などを折る重軽傷を負った。運転席に座っていたのは15歳の少年で、事故を起こしたクルマは今月15日に愛知県内で盗難されたものだった。

現場は見通しの良い直線道路だが、道路にはクルマがスリップしたようなタイヤ痕が残されていることから、警察ではスピードの出しすぎでコントロールができなくなり、事故に至ったものとみている。警察では運転していた少年のケガの回復の様子を見ながら事故の経緯と盗難車の入手ルートについて厳しく追及していくとしており、近日中に業務上過失致死と道路交通法違反(無免許運転)で逮捕する方針。

《石田真一》

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