ヤマハ発動機、部品の世界共通システムを構築

自動車 ビジネス 企業動向

ヤマハ発動機の長谷川至社長は27日、静岡県磐田市の本社で記者会見し、2005年末までに補修用部品や用品の管理を世界規模で統一して行う体制を構築すると発表した。完成時には、96年比で年間40億円のコスト低減が可能としている。

このプロジェクトは、世界共通の情報システム基盤を構築したうえで、世界6拠点の「地域統括センター」により、効率的な部品事業を目指すもの。グローバルサプライチェーンにより、部品供給のリードタイム短縮や連結在庫管理による在庫点数の圧縮などを図る。

すでに昨年末にシステム基盤の開発を完了、地域センターは現在の日米欧に加え「アジア・中近東」を今年4月、「中国」「中南米」を05年までに設置する。05年末には、00年末比で50億円の在庫削減も実現する計画だ。ヤマハ発の部品事業は、連結売上高で1000億円にのぼる。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る