ホンダが航空機業界へ参入……ついに開発から事業化へ

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダが航空機業界へ参入……ついに開発から事業化へ
ホンダが航空機業界へ参入……ついに開発から事業化へ 全 1 枚 拡大写真

ホンダは、米国の航空機用エンジン製造会社テレダイン・コンチネンタル・モーターズ(TCM)と共同で、航空機事業へ参入すると発表した。ホンダが開発したピストンエンジンについてTCMとともに、小型航空機市場向け販売、サービス、生産、将来の顧客についてビジネスの可能性について事業化調査していく。

ホンダは、2年間にわたってTCMの工場でテストを行うなど、航空機業界で豊富な経験とノウハウを持つTCMの協力のもと、従来のエンジンに比べ重量、燃費、出力、排出ガスの点で優れた性能を持つ次世代型ピストンエンジンのプロトタイプを開発した。このエンジンで、航空機事業に本格参入する方針で、TCMと親会社のテレダイン・テクノロジーズと3社で事業化調査を行う。

ホンダは過去にも航空機開発を手がけたことがあり、最近では1986年より研究を進めているターボファンエンジンに加え、2000年より経済性に優れた航空機用ピストンエンジンの研究開発を行ってきた。自動車メーカーの航空機事業は、富士重工業やサーブが老舗で、トヨタ自動車なども参入している。

●自動車業界の株価動向をウォッチング。メールマガジン「デイリーニュースランキング」では、毎日、株式市場をチェックしています。株価動向はへたな評論家より製品や企業を的確に評価します。ぜひ読者登録を。---

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る