15日未明、兵庫県西宮市内の阪神高速神戸線・東行き車線で、本線上で急停止した乗用車に、後方から走ってきた大型トラックが追突するという事故が起きた。この事故で乗用車の後部座席に座っていた52歳の女性が頭の骨を折る大けがを負った。
兵庫県警・高速隊の調べによると、事故が起きたのは15日の午前1時ごろだという。阪神高速神戸線の東行き車線を走行していた53歳の男性が運転する乗用車が本線上で突然急停止。その後方を走っていた28歳男性が運転する大型トラックが避ける間もなく追突した。この事故で乗用車の後部座席に乗っていた52歳の女性が頭の骨を折る重傷。他の3人が軽傷を負った。
警察の調べに対し、乗用車を運転していた男性は「名神高速道路へ向かおうとしていたが、分岐点を行き過ぎたことに気づいて急停車した。なんとか戻れないものかと思っていたらトラックがぶつかってきた」などと供述しているという。警察では「こうした場合、次の出口まで向かい、そこから折り返してもらうしかない」とコメントしている。