トヨタとダイハツ、マレーシアでOEMを検討

自動車 ビジネス 企業動向

トヨタ自動車のマレーシア販売子会社「UMWトヨタ」が、グループのダイハツ工業が出資する同国第2位の自動車メーカー、ペロドゥアから、OEM(相手先ブランドによる生産)調達する方向で検討していることが明らかになった。

ペロドゥアは、プロトンと並ぶマレーシアの国策自動車会社だったが、最近はダイハツとの資本提携を強化し、生産力の向上に動き出している。これまでに、国民車の『カンチル』(日本名『ミラ』)や『クンバラ』(同『テリオス』)などダイハツ車を自社ブランドで生産し、国内シェア30%を獲得している。

一方、トヨタはマレーシア工場で『カムリ』『カローラ』『ダイナ』『ランドクルーザー』などを生産している。マレーシアが2005年にAFTA(ASEAN自由貿易地域)に加盟することを見越して、ペロドゥアからの商品調達でラインアップを強化する見通しだ。

《編集部》

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