【日産三菱が提携!!】読者の声「地元には激震が走っております」

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【日産三菱が提携!!】読者の声「地元には激震が走っております」
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日産自動車と三菱自動車が軽自動車ビジネスで提携することについて、浜松のペンネーム「キャリイは地場産品」さんからおたより。三菱は軽商用車『ミニキャブ』を日産へOEM供給する。いっぽう日産は昨年4月からスズキ『MRワゴン』を『モコ』の名称で販売している。なぜ今回はスズキ『キャリイ/エブリイ』ではないのか。

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スズキの地元で私の住む浜松では、スズキから日産へのOEM発表は寝耳に水でありまして、発表翌日の地元紙の1面トップがこの記事になっていたのを思い出します。そして今回の三菱から日産へのOEM発表……、地元には激震が走っております。

なぜ日産がスズキ『キャリイ/エブリイ』ではなく三菱『ミニキャブ』を選んだのかを、カタログ収集家の視点で考えてみました。その決め手は私が思うに、安全装備と機種バリエーションの豊富なことだ思います。身近の話をまとめると、クルマに、そして軽トラックに求められる環境性能、耐久性、経済性、扱いやすさ等ではキャリイ/エブリイに明らかに分があるようですが、唯一、安全設備の必須事項となる「ABS」の設定がない、ということに日産が引いてしまったのではないか、ということです。

これはスズキの悪い所だと思うのですが、最近発売のチョイノリに見られるような「これでいいじゃないか」精神が時として傲慢な方向に出て、「需要がないんだから作らなくていいじゃないか」ってことで、需要の無い装備をあっさり削る暴挙に出ることがままあります(編集部注:運転席・助手席SRSエアバッグ、4輪ABS、フロントシートベルト・プリテンショナー、助手席シートベルト・フォースリミッターはセットでメーカーオプション)。

その点、三菱は、昔から装備等の細かい点で、他社にはないユニークな展開をしかも幅広く行なう会社で、特に安全設備に対する取り組みは意外と早かった印象があります。ミニキャブはほぼ全機種にABSやダブルSRS(運転席・助手席)を装着できるようになっています。(編集部注:運転席SRSエアバッグ、ABSは個別にメーカーオプション、ダブルSRSエアバッグとフロントシートベルト・プリテンショナーはセットでメーカーオプション)これは、ある意味、企業規模の差、とも言えるでしょうが。

機種バリエーションについてはカタログを取り寄せれば明白で、キャリイ/エブリイは細かい装備の差でわずかなグレードを作り、それ以外の需要には特装扱いで対応しているのに対し、ミニキャブはカタログモデルとしてパネルバンあり、屋根の高低の設定あり、トランスミッションも数々有り、LSDやらオーディオやら、普通の乗用車と変わらないぐらいの選択肢があります。

これなら、オーテックが担当するのは荷台の架装だけで済みますし、工場から出荷された後に改造された「規格外バリエーション」を減らせます。当然、日産側のコストは安くなります。もし私が日産のOEM検討会議のスズキ担当者だったら、こんな分析をしますってことで……。

編集部注:日産広報によると、日産スズキの提携は軽自動車全般にわたる独占的なものではなく、『MRワゴン』/『モコ』の次に軽商用車での提携先を検討した際には、あらためて全ての軽メーカーを対象にしたという。そして総合的な観点から三菱『ミニキャブ』が選ばれたそうだ。

《高木啓》

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