高級車のバンパーは高くてもろい?

エコカー 燃費
高級車のバンパーは高くてもろい?
高級車のバンパーは高くてもろい? 全 1 枚 拡大写真

アメリカのIIHS(保険会社による自動車安全などを調査する機関)によると、高級車のバンパーは修理コストが異常に高く、衝突の際のダメージも大きい、という。

IIHSが行った15マイル/hでの衝突テストで、修理コストが「受け入れられないレベルに高く付く」と判断された車は、リンカーン、インフィニティ、アキュラ、キャデラックのセダンで、SUVでは三菱アウトランダー、ボルボXC90。ほとんどがいわゆるラグジュアリ−カーだ。

しかもこれらのクルマは修理コストがかかるだけではなく、バンパーがバンパー本来の役割、つまりクルマの本体を守る、という役目を果たしていないケースが目立つという。また、何台かのモデルでは5マイル/hでの衝突テストでも修理コストが1000ドル以上となっており、「高級車のバンパーは高価な飾りにすぎない」という結論が出されている。

これに対し、リンカーンブランドを抱えるフォードは「リンカーンのバンパーは政府の安全ガイドラインに沿っており、IIHSの批判は角違い。IIHSのテスト手法そのものに問題がある」と反論している。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  2. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  3. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  4. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
  5. 日本とは違う『カローラセダン』に「GRスポーツ」が登場、ステアリングもGRがチューニング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る