ホンダ、中国・上海の二輪研究所を稼働

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ホンダ、中国・上海の二輪研究所を稼働
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ホンダは1日、中国・上海市に昨年2月に設立した二輪研究開発拠点「本田摩托車研究開発有限公司」の業務をスタートした、と発表した。これまで国内で行っていた、現地向け車の開発を行う。

ホンダが二輪の研究開発拠点を中国に設けたのは初めてで、日本の二輪メーカーによる100%出資の研究開発拠点も初のケースになる。ホンダは、中国に合弁の二輪生産会社を3カ所持っている。ここで生産するホンダブランドの製品は、これまでホンダが国内で開発してきた。今後は、徐々に開発機能を新会社に移管し、将来的には、本格的な設計・開発を現地に任せる。

中国の二輪車市場は2002年に1000万台を超え、世界最大の市場となっている。ホンダの現地合弁会社で生産する二輪車の販売は、前年比13%増の91万5000台になった。中国二輪市場は今後も有望だが、東南アジアなどに向けた、コピー車の輸出が制限されたことで、今後は、中国国内での競争が激しくなるとみられる。こうしたなかで、ホンダは、開発の現地化による競争力強化でシェア拡大を図る。

《編集部》

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