【F1ブラジルGP決勝】荒れて流れて---マクラーレンは開幕から3連勝

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【F1ブラジルGP決勝】荒れて流れて---マクラーレンは開幕から3連勝
【F1ブラジルGP決勝】荒れて流れて---マクラーレンは開幕から3連勝 全 5 枚 拡大写真

F1グランプリ第3戦ブラジルGP決勝はスタート前の激しい雨のために、スタートが15分遅れ。それもセーフティーカー先導でのスタートとなり、その後もスピンやリタイアが続出。セーフティーカーは何度も導入され、最後は赤旗終了という大荒れの展開となった。優勝したのはキミ・ライコネン(マクラーレン)。

母国GPで初めてポールポジションを獲得したルーベンス・バリケロ(フェラーリ)。一時はトップに立って大観衆を大いに沸かせたが結局レース終盤にマシンを止めDNF。フアン・モントーヤ(ウィリアムズ)、アントニオ・ピッツォニア(ジャガー)、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が同じ場所でスピンしたほか、オリビエ・パニス(トヨタ)もラルフ・ファーマン(ジョーダン)と接触してリタイアするなど、次々とマシンの数は減り続けた。

終盤トップに立ったのがデイビッド・クルサード(マクラーレン)。それをライコネン、ジャンカルロ・フィジケラ(ジョーダン)が追う展開。52ラップでクルサードがピットインすると、ブリヂストン装着のフィジケラがライコネンをオーバーテイク。ジョーダンの参戦200戦目を勝利で祝うかに見えたその瞬間……、3位走行中のフェルナンド・アロンソ(ルノー)が、直前にクラッシュしていたマーク・ウェーバー(ジャガー)の残骸にヒットしてやはりクラッシュ。赤旗が振られ、レースはそのまま終了になった。

レギュレーションにより赤旗の2周前の結果が最終結果となるため、ライコネンが2戦連続でのウィナーとなった。フィジケラは2位。3位のアロンソは病院へ搬送され、表彰台にはライコネンとフィジケラの2名のみが登った。マクラーレンはこれで開幕から3連勝。B・A・Rホンダではジャック・ビルヌーブが6位入賞。トヨタのクリスチアーノ・ダマッタが10位フィニッシュを果たした。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ...ワイド&ローのフォルムに注目だ!
  3. 日産『マイクラ』新型は約450万円から、EVに生まれ変わる6代目、9月に英国受注開始
  4. 【ダイハツ ムーヴ 新型試乗】スライドドアになったムーヴは、軽のスタンダードになれるのか?…岩貞るみこ
  5. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る