「日本自動車会館」が実現へ---自工会など業界団体が集結

自動車 ビジネス 企業動向

日本自動車会議所(会長・豊田章一郎トヨタ自動車名誉会長)が開設を準備してきた「日本自動車会館」が実現の運びとなった。15日までに入居先を東京都港区芝大門1丁目の「芝NBFタワー」に決定したもので、04年早々にもオープンする。自動車会議所や日本自動車工業会(自工会)など自動車関連団体が横断的に集結、連携の強化と情報発信の拡充を図る。

自動車会館は、自動車会議所の豊田会長が1993年に就任した際に開設を提唱していたもので、10年を経て実現することになった。自動車会議所や自工会、日本自動車販売協会連合会(自販連)、日本自動車連盟(JAF)など17〜18団体が入居する見通し。各団体は、来月から6月にかけて開く定時総会で入居を決議、来年初めから順次入居する。

会館には各団体が共用できる会議室が設置されるほか、現在は千代田区大手町にある自工会の自動車図書館、自動車産業記者会なども移転する。自動車ユーザーとの接点としての機能も期待されている。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ヤリスクロス』と『カローラクロス』の約10万台にリコール…パノラミックビューで映像が確認できない
  2. 【ヤマハ YZF-R25 新型】人気の理由は「映えるデザイン」にあり! 進化する「Rの血統」とは
  3. BMW 3 / 4 シリーズの「M」、392馬力にパワーアップ…マイルドハイブリッドも搭載
  4. トヨタ『カローラクロス』改良新型、米国はガソリン車も設定…ハイブリッドと顔が違う
  5. 新車でも中古車でもない“第3の選択肢” ガリバー発の新ブランド「リメイクカーズ」誕生
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る