富士重がサーブと共同生産などに合意---スバルをベースに『9-2』開発

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富士重がサーブと共同生産などに合意---スバルをベースに『9-2』開発
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富士重工業は16日、同じGM(ゼネラルモーターズ)グループのスウェーデン・サーブ社と小型車の共同開発などに合意したと発表した。富士重スバル車のプラットフォームを活用して北米市場向けの新型サーブ『9-2』を共同開発、2004年夏から北米市場に投入する。生産は群馬製作所で行う。生産台数などは未定。

サーブの『9-2』は2.0−2.5リットルクラスの4WDとなる。5ドアハッチバックで、同社のエントリーモデルとなる。このほか両社は、日本のスバル販売網でサーブ車の販売を行うことでも合意した。東京スバル町田営業所、神奈川スバル港南店、大阪スバル帝塚山店の3拠点で取扱う計画だ。ヤナセとの並売になる。

今回の提携はGM主導で実現、経営不振のサーブを富士重が支援する形となる。富士重の竹中 恭二社長は今回の提携について「工場の稼動率をより高め、売り上げや収益を伸ばすことができる」とコメントしている。

《池原照雄》

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