【トヨタ新ハイブリッド】日産に供給されるハイブリッドシステムも実はコレです

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【トヨタ新ハイブリッド】日産に供給されるハイブリッドシステムも実はコレです
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トヨタは昨年9月、日産に対してハイブリッドシステムを提供することを表明しているが、17日の発表会の席上、提供されるシステムが「THS II」であることが初めて明らかにされた。トヨタ車だけではなく、日産車にも搭載することで全体の生産台数を増やし、量産効果でコストを削減していくという狙いが背景にはある。

最新のシステムを譲り渡すということから会場からは驚く声も聞かれたが、トヨタでEHV技術を含むパワートレイン部門を担当する瀧本正民常務は「最新システムの量産効果を高めたいのだから、一世代前のシステムを供給したって意味がないでしょう」と冷静だ。供給時期は2006年中期を予定しているというが、この頃には『プリウス』以外のトヨタ車にもTHS IIが搭載されたモデルが出ており、価格はさらに下がっているだろう、とも瀧本常務は分析する。

日産はこれまでのハイブリッド車にはリチウムイオン方式の電池を使用してきた。ニッケル水素を採用するトヨタ(THS II)方式との最大の違いはここにあるが、瀧本常務は「電池についてはどちらを採用するか決まっていません。システムが動作できる条件が揃っていればどちらでも良いと思います」と説明する。

《石田真一》

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