バスを停めるときは後続が止まってから、って---トラック不注意

自動車 社会 社会

23日午前、兵庫県関宮町内の国道9号線で、バス停に止まろうとした路線バスに後続の大型トラック(15トン積み車)が減速しないまま追突した。この事故でバスは車体後部が大破。乗客3人がシートから投げ出され、軽傷を負っている。警察ではトラックの運転手が前方を確認していなかったものとみて調べを進めている。

兵庫県警・八鹿署の調べによると、事故が起きたのは23日の午前8時30分ごろだという。関宮町三宅の国道9号線で、乗客を降ろすためにバス停へ停止しようとした全但バスの路線バス車両に、後方から走ってきた大型トラックが激突した。この事故でバスは車体後部が大破。バスから降りようとしていた乗客3人はいずれも前のシートに体を打ちつけたり、転倒するなどして全治1−2週間の軽傷を負い、バスの運転手も首などに軽いケガをした。

警察ではトラックを運転していた男から事情を聞いているが、取り調べに対して「ふと気がついたらバスが止まっていた。急ブレーキをかけたが間に合わなかった」などと供述しているという。警察ではトラック運転手の前方不注意が事故の原因とみて、男を道路交通法違反(前方不注意)で逮捕するとともに、今後は業務上過失傷害容疑についても取り調べを進めていく方針。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの21車種55型式・計64万6376台にリコール…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
  3. 【トヨタ カローラクロス 新型試乗】“クラスの水準の上”をいく快適な走りがさらに進化…島崎七生人
  4. 【スズキ バーグマンストリート125EX 試乗】125ccスクーター3兄弟で「最もラグジュアリー」である理由…伊丹孝弘
  5. 新型マツダ『CX-5』発表に「先代よりマッチョ」「今風になった」など反響! 注目はサイズとインテリア
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る