Windows CE for Automotive 改め『Windows Automotive』

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
Windows CE for Automotive 改め『Windows Automotive』
Windows CE for Automotive 改め『Windows Automotive』 全 2 枚 拡大写真

マイクロソフトは24日、車載情報端末向けのOS(基本ソフト)『Windows CE for Automotive』の最新版にあたる『Windows Automotive4.2』を発表し、東京都内でカーナビゲーションメーカーの技術者などを対象とした説明会を開催した。

今回から“CE for”の文字が無くなり、新たな名称となって再スタートしたWindows Automotive4.2は、これまでどおり『Windows CE.NET』をベースとして開発された車載情報機器端末専用のプラットフォーム。今回のバージョンアップでは「あらゆる相手と簡単につながる」をテーマに、通信・ネットワーク系の充実を図り、あらかじめOSのコア内に無線LAN(IEEE802.11)などの機能を内包している。また、ハードディスクなどの記憶媒体と連携させることも可能になるなど、機能発展性を考慮した改良も行われている。

さらにはシステム起動の速度を向上させ、高度かつ迅速な地図描画を実現するなど、ナビとしての使い勝手を左右する面での充実を図ると共に、デスクトップPC(Windows XPなど)と同じように使える開発ツールも提供されることになっており、これまでよりもシームレスな開発環境を実現している。

販売はカーナビメーカーなど、車載情報端末を製造・販売している会社に向けてのみ行われ、一般のユーザーがOS自体を購入することはできない。このWindows Automotive4.2が組み込まれた(OSとして使われた)商品が市販されるのは、早くても来年以降だという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ車体、『アルファード』『ヴェルファイア』をトヨタ自動車に生産移管、いなべ工場は商用車専用に
  2. アルファロメオの新型SUV『ジュニア』日本発売に、「420万円はリーズナブル」「マジで美しい」など反響続々
  3. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  4. 「まさにアメリカンスポーツの最高到達点」1000馬力越えの『コルベット』にSNSも注目!コスパ最強ハイパーカー誕生か
  5. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る