ホンダ、今年度も連結純利益は最高更新の4400億円を予想

自動車 ビジネス 企業動向

ホンダは25日、2003年3月期連結決算を発表した。北米4輪車販売の好調などにより、国内販売の失速をカバー、営業利益は前期比7.8%増の6894億円、純利益は17.6%増の4266億円で、ともに過去最高を更新した。売上高も最高の7兆9714億円(8.3%増)だった。

03年3月期は、4輪車の国内販売が3.3%の減少となったものの、北米はライトトラックの新モデルが好調に推移し、11.3%増の152万台と最高に達した。コストダウン(565億円)も寄与したほか、為替影響は10億円にとどまり、最高益につながった。欧州の営業収支は英国工場の稼働率アップなどにより4期ぶりに黒字転換した。

今年度(04年3月期)も米国市場(03年暦年ベース)が「1600万台プラスアルファで推移する」(雨宮高一副社長)との見方から、北米販売は156万台を計画。売上高は8兆3000億円と、初めて8兆円台に乗せる見通しで、純利益も4400億円と3期連続で最高を更新する予想。ただ、円高による為替影響を1115億円見込んでおり、営業利益は10%減の6200億円にとどまる。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る