買い取り保証、3年後50%を維持できるか? ---BMWプレミアム・バリュー・プログラム

自動車 ビジネス 国内マーケット

BMWジャパンは、BMWプレミアム・バリュー・プログラムと名付けた新しい買い取り保証付据置価格設定型ローン/特別残存価格設定リースを導入すると発表した。

これは3年後の商品価値を新車時の50%に設定、3年後の新車への乗り換え、サービスフリーウェイへの加入などのあらかじめて設定している条件を満たした場合、車両の下取りを保証したローン/リース契約で、月々のローン/リース料金の支払いを抑えることができる。

例えば、383万円の『318i』セダンでプログラムを組んだ場合、頭金80万円、ボーナス加算額を15万円とすると月々支払額は1万4600円で、従来の据置価格設定型ローンと比べて月々の支払額が1万0300円安くなる。

しかし、低価格で購入できるため顧客には便利な仕組みだが、これは中古車相場が暴落した場合、最初に設定した50%の価格でBMWジャパンが中古車を処分できなくなるリスクがある。買い取り保証が実行されずに問題となった旧ローバー・ジャパン(すでに解散)のスマート・オーナー・シップと同じ仕組みで、今後問題も浮上しそうだ。

《レスポンス編集部》

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