【トヨタ『ラウム』発表】パノラマオープンドアの側面衝突安全性

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ『ラウム』発表】パノラマオープンドアの側面衝突安全性
【トヨタ『ラウム』発表】パノラマオープンドアの側面衝突安全性 全 2 枚 拡大写真

先にリリースされたセンターピラーレスのクルマとは異なる手法を取る新型『ラウム』だが、側面衝突時の安全性はどのようにして確保しているのだろうか。

【画像全2枚】

第2開発センターでラウムのボディ設計を担当している大塚晋グループ長は「従来のドアと比較した場合、ロックする位置を増やしています。これによって『セルシオ』級の大型車が側面に衝突した場合でも車室内への侵入を防げるようになりました」と説明する。

通常のクルマとは違い、助手席ドアは上下の2カ所で、後部スライドドアは前後の2カ所でロックされる。スライドドアの前部は助手席ドア中央部のロック機構にガッチリと合わさり、通常のクルマのセンターピラーと同じような効果を発している。

面白いのが屋根から伝わる雨水を排出する機構だ。ドアパッキンの一部に微細な穴を設けてあり、ここを伝わって水滴が下方に落ちるようになっている。ピラーがあるクルマであれば、ピラーとドアパッキンの隙間を流れていくように設計されているが、ラウムにはそれが無いために水の流出経路を設けた。こうすることで車室内に雨水が侵入することもなく、快適に過ごせるという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『カムリ』新型に「GT-Sコンセプト」、スポーツセダンの新境地を提示…SEMA 2025
  2. 米トヨタ、新世代オーディオマルチメディアシステム発表…『RAV4』新型から搭載へ
  3. ホンダ『CB1000F』早くも受注が1600台超に、年間生産計画5000台…CBオーナーイベント復活も計画
  4. 免許不要で歩道走行可能な新型4輪モビリティ、全幅59cmの「CURIO Q1」初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. トヨタ『RAV4』新型、パワーと燃費向上の第5世代ハイブリッド搭載…12月米国発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る