暴走族同士の抗争事件でOB殺害---トラブルは続く

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千葉県警は13日、今年3月に暴走族グループ同士の対立抗争に立ち会っていたOBを金属バットで殴り殺し、そのまま逃走していた暴走族メンバー3人を傷害致死容疑で逮捕したことを明らかにした。3人は容疑を否認している。

千葉県警・市原署の調べによると、問題の事件は3月8日の午前0時ごろ起きた。今回容疑者として逮捕された21歳の男と、18歳と19歳の少年2人は、対立する暴走族同士が双方から盗んだバイクを交換するため、市原市内の路上で実施された交換会に参加。普段から激しく対立しているグループであることから、無用なトラブルに発展することを避けようと、双方グループのOB(面倒見)が立ち会うことになっていた。

しかし、返却される予定のバイクが足りないなどから乱闘に発展。3人はこれを止めようとした23歳の対立グループ側OBの頭を金属バットで殴打した。男は病院に運ばれたが脳挫傷が原因で死亡。3人は現場から逃走したため、その行方を追跡して復讐することを公言している対立メンバーがさらなるトラブルを起こし、グループ間の抗争が激化していた。

3人は取り調べでは容疑を否認しており、「乱闘となっており、誰が殴ったかわからない」と供述しているという。

《石田真一》

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