ダンロップの新タイヤ生産システム「太陽」が稼働開始

自動車 ビジネス 企業動向
ダンロップの新タイヤ生産システム「太陽」が稼働開始
ダンロップの新タイヤ生産システム「太陽」が稼働開始 全 3 枚 拡大写真
ダンロップの住友ゴム工業は、従来型のタイヤ製造方法とは異なり、部材行程から可硫行程までをコンパクトに一体化させ完全自動化した新生産システム「太陽」を、福島県白河工場で稼働させている。

ダイヤは10種類前後の部材で構成されているが、従来型の製法では、それぞれの部材が異なった行程設備で作られ、成形行程で組み合わされタイヤとして完成する。新工法は生産の完全自動化、フレキシビリティの向上、品質の均一性の向上などを目的として、複数の行程を一体化させコンパクトにまとめたシステム。2000年に初代開発機(プロトタイプ)で生産を開始した。

その後、改良システム「太陽1号」の開発に取り組み、これは高速ユニフォミティに的をしぼり開発された。プロトタイプでは一部に材料のジョイントがあったが、「太陽1号」ではこれがなくなった。「太陽1号」は2002年7月に完成し、白河工場で生産を開始。生産のフレキシビリティも向上し、一日に1000本の生産で一度に8サイズを作ることが可能だ。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  4. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  5. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る