いすゞ単独業績見通しは、特需を打ち消す株価低迷で、下方修正へ

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いすゞ自動車は、2003年3月期の単独決算の業績見通しを修正した。連結決算は上方修正したものの、単独ベースでは株価低迷によって下方修正となった。

いすゞの単独ベースでの業績見通しは、売上高が7400億円、経常利益が30億円、当期損益が1810億円の赤字となる見込みだった。ディーゼル規制強化を前にした特需で、国内のトラック販売は好調に推移し、増収増益要因はあった。このため、売上高は見通しよりも206億円増収の7606億円、経常利益も19億円増益の49億円となった。

しかし、株価低迷によって、投資有価証券の評価損を計上、最終損益は1894億円の赤字と、赤字幅が84億円拡大する見通しとなった。

《レスポンス編集部》

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