スバル富士重単独決算、国内販売不振が直撃で減収減益

自動車 ビジネス 企業動向

富士重工業(スバル)が発表した2003年3月期の単独決算は、売上高が前年度比1.0%減の9122億円、営業利益が同21.3%減の501億円と減収減益となった。減収は2年連続、減益は2年ぶり。

期中の国内新車販売台数は、同9.6%減の25万2000台だった。軽自動車メーカーが相次いで新型車を投入する中で、モデル末期の『プレオ』の販売が低迷した。加えて、収益車の『レガシィ』の販売もモデル末期で落ち込んだ。輸出向けの生産台数は同13.2%増の19万6000台だった。

経常利益は同28.6%減の464億円で、当期利益は同13.6%減の188億円だった。

2004年3月期の単独決算見通しは、同5.2%増の9600億円の見通し。レガシィ、軽自動車をモデルチェンジすることから、国内が伸びる見通し。海外売上げは円高が進む見通しから、減収を見込む。国内販売台数は同7.4%増の27万1000台を見込んでいる。

為替差損によって営業利益も同18.3%減の410億円、経常利益が同20.3%減の370億円となり、当期利益は同0.6%増の190億円を見込む。

《レスポンス編集部》

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