パトカー発注はぜひうちに、とGM、クライスラー

自動車 ビジネス 企業動向
パトカー発注はぜひうちに、とGM、クライスラー
パトカー発注はぜひうちに、とGM、クライスラー 全 3 枚 拡大写真

アメリカのパトカーは、フォードの『クラウンビクトリア』の独占的なマーケット。しかし昨年以来ビクトリアが燃料漏れを起こして走行中に炎上する危険性などが指摘され、いくつかの警察から訴えを起こされたことなどもあり、GMとクライスラーはこの機に巻き返しを図っている。

全米の警察でフォードへのボイコット運動が高まっており、年間8万台程度の販売量とはいえ一般へのアピール力が強いパトカーへの参入はGM、クライスラーにとって長年の夢でもあった。

GMでは2004年発売のシボレー『タホ』で6000台程度のシェアを確保したい、としている。タホは、初の高速チェイスが可能なSUVパトカーとして開発された。このほかGMではシボレー『インパラ』でポリスパッケージを販売している。しかし耐久性、室内の広さなどではビクトリアに及ばない、と警察からの評判は今いち。

クライスラーでは『モパー』のポリスパッケージがあるが、来年大型のリアドライブを発売する予定だという。またダッジはパトカーとして長い歴史を持っており、現在『マグナム・バン』を積極的に売り込んでいる、という。

来年以降、アメリカのパトカーに大きな変化が見られるのか、注目。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る