【三菱『グランディス』発表】ブーレイ本部長が教える「日本文化」

自動車 ニューモデル 新型車
【三菱『グランディス』発表】ブーレイ本部長が教える「日本文化」
【三菱『グランディス』発表】ブーレイ本部長が教える「日本文化」 全 3 枚 拡大写真

昨年発売された『コルト』では、日本の四季をイメージしたカラーリングが採用されたが、それは今回の『グランディス』においても継承されている。ミニバンとしてはあまり例をみない10色が用意されているというのも特長のひとつだ。

「太陽光の下で見たときに映える色、そして陰陽がしっかりと表現できる色をチョイスしてあります」と説明するのは、乗用車デザイン本部でグランディスのカラーリングなどを担当した後藤まゆみさん。

「ブーレイ(本部長)はデザインの検討中に日本メーカーとして、日本らしさ、日本の良さを大切にしよう、と私たちに繰り返しました。そこで私たちは“四季があり、確実に変化していく日本の情景を美しく感じる”ことがジャパニーズモダンだと解釈したのです」 

「グランディスは光が当たる面と当たらない面が同一の車体に混在しています。陰陽が生じることで光の素晴らしさがわかりますし、光の当たらない部分があるからこそ、光の当たる面が引き立つという考え方ですね。ありふれているからこそ日本人にはわからなくなっているのでは」と後藤さん。

用意された10色のうち、3色(ウォームホワイトパール、ミディアムブルー・グリーンメタリック、ミディアムパープルメタリック)が新しく設定されたもの。いずれも日本的な情緒を考慮したもの。シルバー系が2色設定されているのも珍しいが、陰陽を表現するという意味でメタル系の色は欠かせなかったようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダムドから『ジムニーノマド』用のボディキットが3種登場!『ジムニーシエラ』用の新作「サウダージ」も注目
  2. 大成建設、高速走行中の給電に成功、EV向け「無線給電道路」の実証実験で[新聞ウォッチ]
  3. 三菱、3列シートの新型SUV『デスティネーター』世界初公開へ
  4. マツダ『CX-5』新型、ライバルはRAV4やエクストレイルか
  5. トヨタ「クラウン」「アルファード」など21車種、64万台超の大規模リコール[新聞ウォッチ]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る