コンチネンタルは、電気自動車(EV)の永久磁石同期モーター内で、ローター上で直接温度を測定する新しいセンサー技術を開発したと発表した。
「e-Motor Rotor Temperature Sensor(eRTS)」と呼ばれるこの技術は、従来のソフトウェアベースの温度シミュレーションと比較して、大幅に精密な測定結果を提供する。許容範囲は従来の15度から3度まで縮小された。
この技術革新により、自動車メーカーは磁石の耐熱性を高めるために使用する希土類元素の量を削減できるようになる。同時に、モーター性能の向上も可能となり、持続可能性の向上にもつながる。