トヨタ系の最大手ディーラーの愛知トヨタは、風岡宏明社長が退任、山口直樹会長が社長に復帰する人事を内定した。6月の定時株主総会後の取締役会で正式に決定する。
愛知トヨタは、トヨタ自動車創業時からのディーラーで、トヨタ系でも最大級のオーナー系販売会社だ。しかし、2001年に、山口氏が後継者育成の中継ぎとなる人材の派遣をトヨタ自動車に依頼した。そこで当時常務だった風岡氏が愛知トヨタ副社長に就任、翌年には社長となった。
しかし、社長就任からたったの1年間で、山口氏が社長に復帰することになった。社長交代の理由は不明だが、山口会長が風岡氏を評価しなかったことが原因との見方も。風岡氏は相談役に就任する。