受注ペースは悪くない---強気のホンダ会長

自動車 ビジネス 企業動向
受注ペースは悪くない---強気のホンダ会長
受注ペースは悪くない---強気のホンダ会長 全 1 枚 拡大写真

今年に入って急ブレーキがかかっているホンダの国内販売だが、同社の宗国旨英会長は3日、「(新車の)受注そのものは昨年のこの時期とほとんど変わらない」と述べ、巻き返しは可能との考えを示した。今月には新型『インスパイア』の投入とミニバン『ステップワゴン』の“ビッグマイナーチェンジ”も控えており、系列販社の頑張りに期待をかけている。

宗国会長は、昨年は5月ごろまで『フィット』を中心にした受注残が高水準だったため、新車販売(登録)も極めて高いレベルになったと説明。ここ数カ月の販売は、その反動がでているものの、受注自体は昨年同期とほぼ同じペースで推移していると強調した。ホンダの今年1〜5月の新車販売は前年同期に比べ18.6%落ち込んでいる。だが、早い時期に歯止めがかかると見ている。

宗国会長は長年、国内と北米での営業に従事してきただけに、最近の国内の低調ぶりに頭を痛めているのも事実。「受注状況」への注目は、国内営業部隊への「萎縮するな」とのメッセージでもあるようだ。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
  3. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  4. マセラティの最新スーパーカー『MCPURA』、北米デビュー
  5. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る