デフレの兆し? 自動車価格下落……イギリス

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イギリスの調査会社アライアンス・アンド・レスター社が、先月29日に発表したデータによると、4月の英国内の新車販売価格は、前年同月比マイナス0.8%と2カ月連続のマイナスとなった。

イギリスの新車販売価格は、3月に前年同月比マイナス1.5%を記録。それからマイナス幅は、若干縮小しているが、主な理由は、ドイツなどからの輸入車の価格が上昇によるもので、実際の販売価格は厳しいようだ。

同社では、スモールカーやファミリーカーは、横這いか微増を続けている一方、高級車を中心に販売価格の下落が続いていると分析している。イギリス全体の消費者物価指数は2パーセント前後で推移しているが、高級車などの高額製品の売れ行き不振が続いており、日本も苦しんでいるデフレの兆しではないかと、エコノミストや政府当局者は気をもんでいる。

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