【首都高バトル01】コース作りに航空写真やレーザー計測まで

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【首都高バトル01】コース作りに航空写真やレーザー計測まで
【首都高バトル01】コース作りに航空写真やレーザー計測まで 全 4 枚 拡大写真

『首都高バトル01(ゼロワン)』ではこれまでの首都高だけではなく、新たに阪神高速と名古屋高速も加わり、ゲーム中に仮想サーキットとして登場するコースの総延長は336.6kmとなった。

前作の『首都高バトルZERO』からプラットホームをプレイステーション2に移し、実際の首都高を走っているようなリアルさを特徴としてきたゲームだが、それは本作でもしっかりと継承されている。「コースが増えたからテクスチャーが簡略化されるのではないか」とも思ったが、それは全くの杞憂に終わった。むしろ「以前よりもリアルに、そして高精細化された」という印象が強い。

これまでは他のコースとの分岐・合流地点であるジャンクション(浜崎橋や江戸橋など)のコース幅を広げており、ゲーム上での走りやすさを重視したデフォルメを行っていた。しかし、今回の首都高バトルはリアルさを追求。航空写真、レーザー計測による点群データを参考にしてコース作りがなされており、道幅や外観などを実物のコースどおりに再現している。

これまでは広い道幅を生かした追い抜きなども出来たわけだが、勾配やカーブの半径でもリアルさを追求したことで今回からはそれも封印。走りに関しては以前より難易度が増したというわけだ。

もちろんリアルさの追求はゲーム性を向上させただけに留まらない。街の情景なども可能な限り実物に近い形で再現。リプレイ画面で表示される景色は本物と見間違うような状態にまで進化した。

また、リアルさを追求したため、バトルを行うだけではなく、通常のドライブのようにクルマを流し、バーチャルな首都高を体験できるようにもなっている。このゲームをプレイしたことを機に「首都高の分岐点を覚えた」という人も意外に多いそうだが、本作をプレイすれば阪神高速や名古屋高速の経路を覚えることもできるだろう。

《石田真一》

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