バスの運転手さんが携帯電話で何か話していましたよ---通行人が発見!!

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三重交通は27日、同社の伊勢営業所に所属する路線バス運転手が乗務中、携帯電話の着信に応じて短時間の通話を行っていたことを明らかにした。会社側は「危険な行為だった」として、この運転手を乗務シフトから当面外す処置を取った。

同社によると、この運転手は路線バスに乗務中だった今月24日の午後6時10分ごろ、携帯電話に着信した友人からの私的な電話に応じ、短時間であるが通話したという。当時この運転手が乗ったバスに乗客はいなかったが、その様子を通行人が目撃。営業所に対して「バスの運転手が携帯電話で何か話していたようだった」と通報し、事態が発覚した。

運転手は営業所の運行管理者に対して「友人から着信があり、乗客がいなかったから応じてしまった。長時間の会話ではなく、後で掛けなおすように言って切った。携帯電話は普段は時計の代わりとして使用しているが、軽率な行為だった」と、電話に応じていた事実を認めている。

同社では「道路交通法で禁止されている走行中の携帯電話使用に抵触すること」、「職務中に私用電話に応じたこと」などを理由に、この運転手をしばらく乗務停止として、事務作業などを行わせるという処分を決めている。

バス運転手が運転中に携帯電話を使用していたという件では、今月25日に高速道路走行中に外部とメールのやりとりを行っていた京福バスの運転手が懲戒免職処分となっている。今回は現場が一般道路であり、乗客がいなかったという点が異なるものの、職務中は電源を切るなどの指導が必要となってくるかもしれない。

《石田真一》

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