ダイムラークライスラーの訴え認められず---合併吸収問題

自動車 ビジネス 企業動向
ダイムラークライスラーの訴え認められず---合併吸収問題
ダイムラークライスラーの訴え認められず---合併吸収問題 全 1 枚 拡大写真

当初ダイムラーと「合併する」と発表していたクライスラーが、事実上は吸収されたことについて、「株主を欺く行為」と訴訟を起こしていた大株主のカーク・カーコリアン氏を含む株主の集団。数十億ドルの賠償につながる可能性のあるこの訴えに対し、クライスラー側は訴訟そのものを無効とするよう提訴していた。

ところがデラウェア州の裁判所が、この裁判について「クライスラーは合併話が持ち上がった当初から、吸収合併の形になる、との認識を持っていた」と株主側の言い分を認める判決を下した。

これにより株主の集団訴訟が実現することになりそうだが、クライスラーの業績は悪化し、株価も合併前より下がっている。これを「合併が原因」と株主が糾弾した場合、巨額を争う裁判となることは明らかで、ダイムラー・クライスラーの去就に注目が集まっている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新タイヤメーカー「TIRE FROG」設立、第1弾「ヤンキー701」は7月7日発売
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 『アトレーRS』ベースで力強い走り! 軽キャンピングカー「HAPPY1 Turbo」585万円で発売
  4. メルセデスベンツの新型高級ミニバン『VLE』、プロトタイプの写真を公開
  5. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る