ダイムラークライスラーの訴え認められず---合併吸収問題

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ダイムラークライスラーの訴え認められず---合併吸収問題
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当初ダイムラーと「合併する」と発表していたクライスラーが、事実上は吸収されたことについて、「株主を欺く行為」と訴訟を起こしていた大株主のカーク・カーコリアン氏を含む株主の集団。数十億ドルの賠償につながる可能性のあるこの訴えに対し、クライスラー側は訴訟そのものを無効とするよう提訴していた。

ところがデラウェア州の裁判所が、この裁判について「クライスラーは合併話が持ち上がった当初から、吸収合併の形になる、との認識を持っていた」と株主側の言い分を認める判決を下した。

これにより株主の集団訴訟が実現することになりそうだが、クライスラーの業績は悪化し、株価も合併前より下がっている。これを「合併が原因」と株主が糾弾した場合、巨額を争う裁判となることは明らかで、ダイムラー・クライスラーの去就に注目が集まっている。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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