根強い人気のスバルブランドに引き寄せられ、雨空にもかかわらず試乗会場のある山中湖に向った。ツーリングワゴンの「2.0GT」スポーツシフトAT車で山中湖周辺の屈曲路から東富士五湖道路を抜けた頃から激しい雨となった。レガシィの運転感覚は、アスリートの滑らかな身のこなしに似て、美さえ感じさせる。
テントの中で設計担当者の話を聞きながら、心臓の鼓動のようなスバルサウンドを後に走り去る試乗車を眺めているうちに、新しいスバルデザインの姿が見えてきた。運転して初めて感じる好さがこのクルマのチャームポイントだ!