トヨタ、愛知万博に次世代交通システムを導入

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トヨタ、愛知万博に次世代交通システムを導入
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2005年日本博覧会協会とトヨタ自動車は8日、2005年日本博覧会(通称・愛知万博)で、トヨタが開発した次世代公共交通システム「IMTS(インテリジェントマルチモードトランジットシステム)」と燃料電池ハイブリッドバスを、会場内や会場間の来場者の移動手段として導入することで合意した、と発表した。

IMTSは、最新のITS(高度道路交通システム)技術を用い、専用道は無人で手動運転・隊列走行し、一般道は、通常のバス同様にマニュアルで単独走行を行うシステム。鉄道などの軌道系交通システムの定時性・高速性・輸送力と、路線バスの経済性・柔軟性を兼ね備えている。

すでに、兵庫県・淡路島の淡路フラワーパーク・イングランドの丘で、運行しており、博覧会用には、より環境にやさしく、先進的なデザインを採用して導入することにした。長久手会場内の移動用として、合計14台を導入する予定。

さらに、長久手会場と瀬戸会場間の3.5kmの区間は、燃料電池ハイブリッドバスでつなぐ。同バスは、昨年9月から首都圏で公道走行試験を開始しており、今夏からは、都バスとしての運行も開始される予定。

愛知万博は、トヨタの地元で行われるだけに、グループを挙げて、万博成功に向けた支援を行う方針で、最新技術を駆使した会場内輸送手段の提供も、その取り組みの一貫となる。

《編集部》

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