メルボルンからモントリオールまでのレースで最も印象的だったドライバーに、ルノーのフェルナンド・アロンソが選出された。イギリスのF1雑誌『F1 Racing』が行った企画で、20人の専門家から投票してもらったもの。
選考委員にはゲイリー・アンダーソン(ジョーダン:レースディレクター)、エイドリアン・ニューウィー(マクラーレン:テクニカルディレクター)、マイク・ガスコイン(ルノー:テクニカルディレクター)、オヴェ・アンダーソン(トヨタ代表)など匆々たるメンバーが顔をそろえた。
アロンソは369ポイントを獲得して堂々の1位。3ポイント差でキミ・ライコネン(マクラーレン)が2位、4ポイント差でミハエル・シューマッハ(フェラーリ)が続いた。当のアロンソはこの知らせを大いに喜んでいるという。
「シーズンが始まって以来、ずっと夢を見ているようだ。マシンの競争力、表彰台、みんなからのサポート……。全てが予想を遙かに超えていた。大好きな仕事が出来て毎日が本当に楽しいし、それが報われるなんて最高だよ」
「これからシーズン終了時まで、僕はルノーF1チームのために全力でパフォーマンスしたい。そして鈴鹿の最終結果では選考委員がくれたのと同じ結果になるように100%の力で頑張るよ」とアロンソはコメントした。