フィアットの再建に暗雲…GMによる買収計画は無効?

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フィアットの再建に暗雲…GMによる買収計画は無効?
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今月に入り、人員削減や増資などの再建策を打ち出したフィアット。しかし、その再建策の柱とも言えるGM(ゼネラルモータース)による自動車部門の買収は、法的に問題があるとの見方が浮上し、再建に暗雲が立ち込め始めている。

英『フィナンシャルタイムズ』紙が報じたところによると、フィアットのジュゼッペ・ムーチョ社長は、株主に対して、「2004年に予定されているフィアットの買収は無効であるとGM側が認識している」と語ったという。もちろん、同社長は、GMの見方自体が誤りである、と強調しているが、株主に対して大きな不安を与えたのは間違いない。

同社は第1四半期に3億3400万ユーロ(440億円)の赤字を計上、第2四半期も赤字が続いている。先週には、格付け会社のムーディーズによって、「Ba1」から「Ba3」へと引き下げられ、投資不適格=ジャンク債と見なされている。同社の再建の行方について、大きな関心が集まっている。

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