日産自動車が発表した6月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産は前年同月比11.3%増の24万8429台となり、プラスとなった。
国内生産は同13.0%増の12万2340台と大幅に伸びた。マイナーチェンジした『エクストレイル』や『ティアナ』、『キューブ』の販売が好調だったのに加え、北米向け輸出の『ムラーノ』、インフィニティ『G35』なども貢献した。
国内販売は同1.7%増の6万4004台だった。『フェアレディZ』やティアナが順調に推移した。輸出は同11.3%増の6万189台。北米向けはマキシマの現地生産への切り替えで同5.4%減となったが、欧州向けのエクストレイルが好調だった。中国向けも同61.9%増の5104台と急増した。
海外生産は同9.7%増の12万6089台。米国は新型『クエスト』の生産開始や新型『マキシマ』の生産本格化で、同19.6%増となった。メキシコは『プラティーナ』の販売低迷で同13.9%減と落ち込んだ。英国、スペインは引き続き順調に推移している。