衝突寸前に意識不明? バスの側面にトラック突っ込む

自動車 社会 社会

5日午前、和歌山県和歌山市内の国道26号線で、蛇行運転を続けていたトラックと路線バスが衝突するという事故が起きた。トラックの運転手は意識不明の重体となっているが、警察では事故以前に何らかの疾患で意識不明になっていたものとみている。

和歌山県警・和歌山北署の調べによると、事故が起きたのは5日の午前8時30分ごろだという。和歌山市湊1丁目付近の国道26号線で、左右にゆっくりと蛇行するような挙動で走っている普通トラックを路線バスの運転手が発見した。バスはトラックを追い越すように隣の車線を走り抜けようとしたところ、突然蛇行の角度が大きくなり、バスの側面に体当たりするような状態で停止した。

バスの運転手がトラックに駆けつけたところ、このトラックを運転していた49歳の男性はハンドルに突っ伏すような状態で倒れており、ただちに病院に収容されたが意識不明の重体となっている。衝突した速度がほぼ同じで、側面にゆっくりと衝突する形になったため、バスの運転手や乗客に負傷者はいなかった。

警察では事故発生の原因を調べているが、運転手に目立つ外傷がみられないことや、事故の直前にこのトラックと並走したクルマのドライバーが運転席に突っ伏す男性の姿を確認しており、このことからトラックを運転していた男性は何らかの疾患が原因で意識が朦朧とした状態になり、バスと衝突した時点ではすでに意識不明になっていた可能性が高いとみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
  3. トヨタ『ハイラックス』新型に“GRスポーツ”が来るぞ! オフロード性能を強化へ
  4. ポルシェ『カイエン』新型、史上最強1156馬力のフル電動SUVに…1335万円から
  5. 「デザイナー天才」とSNSで話題! 熱帯雨林モチーフのポルシェ“オセロット”発表「内装の作り込みがすごい」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る