日野、日本初のPM排出4ツ星獲得する「DPR」搭載車

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日野自動車は、新短期排ガス規制適合及び超低PM排出ディーゼル車認定制度85%低減レベル(★★★★4ツ星)に適合したトラックを開発し、発売すると発表した。第一弾として20日から日本で初めての4ツ星認定を受けた小型トラックの『デュトロ』を発売した。

日野はクリーンディーゼルシステムDPR(ディーゼル・パティキュレート・アクティブ・リダクション・システム)を開発した。これを搭載すれば、新長期排ガス規制のPM規制値適合可能レベルとしている。

DPRは、硫黄濃度50ppm軽油の使用を前提とし、きめ細かな電子制御を行う新世代コモンレール式燃料噴射システム、クールEGR、可変ノズルターボを採用した新開発のディーゼルエンジンと新開発の触媒を採用し、PM捕集率95%としている。捕集したPMも燃焼処理するシステムも世界で初めて商用車で実用化した。従来、困難だった渋滞を伴う都市内走行や排気温度が低い状態でも安定したPM低減性能を発揮する。

デュトロでまず装着し、年内に中型、大型トラックにも搭載する。デュトロの価格は、従来モデルと比べて約20万円アップとなり、販売目標は年間300台。

《レスポンス編集部》

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